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徹底解説!DJI Care RefreshとDJI機体保険の違い

  • 更新日:2020-10-28 17:36:25

万が一の事故に備えて!賠償保険だけじゃなくて機体の補償は大丈夫?

ドローンを購入したら、フライト前に準備しておきたいのが、万が一の事故に備えた保険。DJI製のドローンを購入すると、1年間無料で加入できるDJI無償付帯賠償責任保険の登録は、忘れず行っておきたいところです。対人対物の事故補償はこれでOKだとして、事故による機体自体の損傷は、高額な修理費が予想されます。この、機体自体の損害に対する補償をするのが、DJI機体保険(動産総合保険)であり、DJI CARE Refleshなのです!

DJI CARE RefleshとDJI機体保険、どう違うの?料金や加入条件も徹底比較!

DJI機体保険(動産総合保険)は、機体の修理費を保険金請求できるものであり、DJI CARE Refleshは、新しい機体に交換してくれるサービス」ということは、間違いありませんが、似通った2つのサービスが存在する以上、きちんと比較検討した方がよさそうです。では、早速詳しくみていきましょう。いずれも、機体はMavic2 Proの場合です。

 DJI Care RefleshDJI 機体保険
料金(初期費用)17,314円15,840円(プランA)/21,780円(プランB)/27,720円(プランC)
利用料金(1回目)15,000円(総額:32,314円)なし
利用料金(2回目)18,000円(総額:50,314円)なし
利用制限2回まで全損(保険金額の70%以上)は1回まで/一部損は制限なし
盗難時利用不可警察に盗難届が受理されていれば可能
補償対象本体のみ本体および同梱されている付属品(送信機等)
加入条件新規購入かつアクティベーションが行われていない製品
アクティベート後96時間以内の機体またはジンバル
いつでも加入可能
送料往復送料無料補償限度額内なら、往復分保険金請求できる
※DJI CARE Refleshは2020年10月28日現在の内容となります。

まずは料金ですが、DJI CARE Refleshの場合は、初期費用とは別に、サービスを利用する際に、別途利用料金が発生します。ですので、トータルの総額費用を比較したほうがいいかもしれません。例えば、1度事故をして全損をしてしまった場合、DJI CARE Refleshの場合、総額32,314円で、新しいリフレッシュ品と交換してもらえる、ということになります。そして、サービス発効日より12か月以内に2度まで交換ができるので、もし2度目の事故があった場合は、追加で18,000円払えば(総額:50,314円)また、リフレッシュ品と交換できます。ちなみに、このリフレッシュ品というのは「DJIの出荷基準を満たす新品もしくは新品同等の製品」なので、正確には新品ではない、ものが届くかもしれない…ということは注意しておきたいポイントです。

DJI機体保険の場合は、プランA~Cと、加入時に補償の範囲ごとにプランを選ぶことができます。基本補償(プランA)に加えて、共同利用をされている方はプランBを、海外での利用がある方はプランCを選択しておくと良いですね。保険料は、加入時にかかるもの:15,840円(プランA)/21,780円(プランB)/27,720円(プランC)のみで、この他に料金がかかるということはありません。そして、事故を起こしてしまった場合は、修理費を保険金請求することができます。その際、臨時費用保険金がついているので、請求した保険金が10パーセント上乗せして支払われます!例えば、修理費が10万円だったら、11万円もらえる!ということになるのです。これは、エアロエントリーのDJI機体保険ならではの嬉しいポイントで、すべての機種に臨時費用保険金がついていますが、他社の機体保険では、臨時費用保険金がないことが殆どですので、他の機体保険と比較検討されているかたは、是非このあたりもチェックするポイントにしてみてください。

ただし、全損してしまった場合は、1度で保険が終了してしまいますので、注意が必要です。一部損の場合は特に制限がありませんので、壊滅的な事故でない限りは、事故のたびに修理費を賄えますが、全損してしまった場合は1度で終了してしまいます。ですが、考え方を変えれば、DJI 製品は次々と新製品が出るので、全損を機に、修理費で受け取った保険金を元手に上位機種への買い替えを行うことができるのは、嬉しいポイントですね。

使い方のスタイルに合わせて加入すべし!

また、盗難時は、DJI CARE Refleshの場合は利用不可なので、注意が必要です。機体保険の場合は、警察に盗難届が受理されていれば保険金の申請が可能になります!また、DJI CARE Refleshの場合、補償の対象に送信機がついていないので、こちらも注意が必要です。あくまで本体のみ2回まで、利用料金を支払うことでリフレッシュ品と交換が可能ということになりますので、送信機が壊れた場合の修理費は実費となります。DJI機体保険の場合は、例えば移動の途中で送信機を落として壊してしまった、といった場合でも修理費として保険金の請求ができます。

まとめると…決まった機種を使い続けたいので、機体が壊れても、すぐに新しい代替品と交換してもらいたいというのであれば、DJI CARE Refleshがおススメ、盗難の場合や送信機の破損の補償もされて、事故が起こらなかった時に最低限の出費で済む、そして万が一の全損事故の場合は修理費で受け取った保険金を元手に上位機種への買い替えも検討したいのであればDJI機体保険がおススメです。

フライトスタイルに合わせて、選んでみてくださいね。

本解説記事の一部はDJI機体保険(動産総合保険)の概要のご説明です。詳細は「DJI機体保険」のパンフレットおよび重要事項説明書もあわせてご確認ください。

保険に関するお問い合わせ先
●代理店・扱者
エアロエントリー株式会社
〒101-0031 東京都千代田区東神田2-10-5 4F
[ TEL ] 03-6661-9577  [ FAX ] 03-6661-9760
●引受保険会社
三井住友海上火災保険株式会社 総合営業第四部第四課

◆承認番号:B23-902388

◆承認年月:2023年12月